平成23年5月30日

関係者各位  
 

秀光中等教育学校
仙台育英学園高等学校
校長 加 藤 雄 彦

 

仙台育英学園 東日本大震災復興計画(第1次)

 宮城野・多賀城校舎の木々が青々とし、成長の力強さを感じられる暖かな日々が続くようになって参りました。しかし、多賀城校舎から僅か300mしか離れていない国道45号線周辺は大津波の被害から未だ復旧できない状況があちらこちらで見受けられ、あの時のことが甦り、心が痛みます。
 さて、5月27日(金)開催されました理事会・評議員会において「仙台育英学園 東日本大震災復興計画」(第1次)が決まりましたので、その骨子を下記のとおりお知らせいたします。
 関係の皆さまには復興計画の実行過程において多大なるご迷惑とご辛抱をおかけすることとなりますが、一日も早い安心・安全な教育環境づくりを目指して参りますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

宮城野校舎に所在する栄光、南冥、記念1号館、第二北辰の4棟は来月初旬から12月下旬までの間、解体工事を行う。

     

 

宮城野校舎には第二北辰に代わる「宮城野1号館・2号館」(仮設校舎)を8月上旬までに完成する。

     

 

解体工事の進捗状況を見ながら、遅くとも本年12月初旬には新南冥(のべ床面積約7,500㎡)、新栄光(のべ床面積約2,800㎡)、新体育館(のべ床面積3,000㎡)、合わせて約13,300㎡の3棟を着工する。竣工時期は平成25年3月を目標とする。

     

 

多賀城校舎中区駐車場(グローリーホールと真勝園グラウンドの間)には6月下旬までに多賀城1号館(仮設校舎)を建設する。

 
以上
 

なお、今後予想されている余震や福島原発事故の状況により本計画の進捗状況に影響がでる場合もありますので、ご了承願います。