2014 Topics

 本校生徒が『千年希望の丘植樹祭 2014』に参加

 
復興に繋がる 苗木を植えながら、 千年先の未来を描いて…
 
 

 5月31日(土)、宮城県岩沼市が主催する「千年希望の丘植樹祭2014」が岩沼市下野郷で行われ、本校ラグビー部、女子バレー部、空手部、インターアクト部、生徒会執行部の計140名を超える生徒たちがボランティア活動に参加しました。
 「千年先の子どもたちへ10万本の植樹」をめざすこの活動は国内の植樹祭としては最大級の規模で、第2回目の開催となる今年は全国から約7,000人が集まりました。【技能開発コース(当時M-フレックスコース)の生徒が参加した第1回目の様子はこちら
 この植樹祭は東日本大震災からの復興計画として、震災がれきを活用した丘を作り、いのちを守る森の防潮堤「千年希望の丘」を創造し、避難場所としての機能や、震災を後世に伝えるメモリアルパークとすることなどを目的に行われています。森の防潮堤の計画を提唱されたのは、植物生態学者の宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授・国際生態学センター研究所長)当日会場での植樹指導をされました。

みんなで協力し合いながら
16種類の苗木を丁寧に植えて


 5月でありながらも夏本番のような晴天の下、生徒たちは指導を受けながら、タブノキやヤマザクラなど災害に強い16種類の苗木を丁寧に植えていました。宮脇教授が提唱されている、異なる種類の木を一緒に植えることで、広葉樹がもつ自然の強さが引き出される、という考えに基づくものです。苗木を全て植えたあとは、斜面の土が雨で流されないよう生徒たちが手分けしてワラを敷き詰め、上からロープで押さえて完成です。明るい日差しに眩しそうな顔をしながらも終始笑顔で植樹を終えた生徒たちは、達成感に溢れた表情をしていました。


 
岩沼市ホームページ(関連リンク)
津波よけ「千年希望の丘」について