2015 Topics  創立110周年記念事業 駐日ミクロネシア連邦大使講演会
ジョン・フリッツ大使閣下による講演

美しい海は私たちを隔てるものではなく、
つなぐものだと信じています
 

 フリッツ大使によるお話は、スライドに写されたミクロネシア連邦の美しい海の画像で始まりました。大使は「私は、母方の祖父が神奈川県出身です。日本との繋がりが深く、いつも日本は第2のふるさとだと思っています」と話してくださいました。

 ミクロネシア連邦の人口は約12万人、607の島々から成る国で日本に一番近いヤップ島までの距離はおよそ2,700kmです。
 フリッツ大使による講演内容の一部をスライドの写真とともにご紹介いたします。

 

 東西にわたってヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエの4つの州があります。

   

 1914年から約30年間、日本の統治下にあったこともあり、日本に親しみを持った人が多くいます。5人に1人は日本の血が入っており、お年寄りの中には日本語を話せる人も!
 さらに電気、自動車、電信柱などのことばが今もそのまま残っています。
   
 ミクロネシアならではの環境・観光への試みを行うために実施されている【レインボーネシア・プロジェクト】。
 その一環として、日本との間にこれまで直行チャーター便が2回飛びました。
   
 
 講演の終わりにフリッツ大使は、ミクロネシア連邦の憲法前文のことばを引用されながら「美しい海と、心豊かな人々が迎えるミクロネシア連邦にぜひお越しください。そこにある海は我々を隔てるものではなく、繋ぐものだと信じています」と締めくくられました。
 
 
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