2014Topics

 平成26年度 校内英語暗唱大会

 
英語に触れて聞く、話す、表現する力を身につけよう
 
 

 7月16日、「校内英語暗唱大会」が開催されました。会場の多賀城校舎サウスウイング中講義室に集まったのは、前期課程1〜3年生です。
 今年度は13名の生徒が発表者として壇上に上がり、 上位3名の受賞者が校外の大会への参加資格を得ることができます。司会進行はすべて英語ですすめられました。

英語は一生付き合うものであり
人と繋がるコミュニケーションツール

 加藤雄彦校長先生からの挨拶では、英語でお話されたあと、1年生のためにと日本語でも話してくださいました。校長先生は「皆さんの年齢のときに必要なのは、英語を聞くことです」と、中学1年生のときに1人でアメリカへホームステイをした際の出来事を話されました。どうしても行きたかった理由として「当時カーペンターズに心を打たれ、LPレコードを購入したいと思ったから」であり、「初めて体験したゴルフを現地でもう一度やりたくて、帰国後英語を勉強しました」「英語を好きになる動機は(私の場合のように)不純で良いのです」と生徒にユーモアたっぷりに語られ、「大学入試のために英語をやっていては途中でつまずきます。英語は一生付き合うものであり、世界中の人と仲良くなるコミュニケーションツールです」と話してくださいました。そして単語を覚えるためには(電子辞書などで間に合わせることなく)“紙”の辞書を使うこと、言葉を覚えるためには五感・六感を使用して体験しなければいけないと生徒に語りかけてくださいました。


 


主題に合わせて個性が光る
13名のスピーカーの発表


 審査の説明のあと、13名の暗唱発表が順番におこなわれました。発表では発音や言葉の間、表現力なども問われます。身振り手振りを交えながら、選んだ主題に合わせ各自の個性が表れる発表となりました。
 審査の結果、1位は『The Spider’s Thread』で“蜘蛛の糸”を表現豊かに発表した稲井さん(3年・塩竈第三小出身)、2位に『A Mother’s Lullaby』を発表した有馬さん(3年・中野栄小出身)、3位に『A Moment of Peace』を発表した久道さん(3年・下増田小出身)の3名が選ばれました。


英語に触れるなかで
“何度も繰り返す”ことが大切です


 発表後、Jim先生による英語での講評があり、その後校長先生からJim先生のお話について日本語要約をしていただきました。
 Jim先生は生徒たちに向けて「単語は、何度も発音練習をして繰り返すことが大事」だと、似た発音の違いについて生徒にレクチャー。そして勉強においても自分でゴールを決めて確実にやっていくこと、音楽や映画で英語に触れ、覚えていくことの大切さを話され、「いつでも私たち先生のところにきてください」と声をかけてくださいました。