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 秀光野球部 第36回 全国中学校軟式野球大会で優勝!

 
秀光野球部、初の全国優勝! 応援してくださった皆さんへ 感謝と喜びを伝えました
 
▲多賀城市役所への表敬訪問(8月25日)
 

 創部10年目を迎える秀光軟式野球部が、初の全国優勝を果たしました! 第36回 全国中学校軟式野球大会は8月17日(日)〜20日(水)の4日間、徳島県で開催されました。決勝は20日、鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークオロナミンC球場で行われ、対戦校の中標津中学校(北海道ブロック代表)に3対0で勝利。宮城県としても初の優勝をおさめました。

★NEWS… 秀光中等教育学校が初制覇
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(PDF/573KB)
【河北新報社提供】
 
 


 優勝報告のための表敬訪問は夏休み明けの8月25日から行われました。多賀城校舎の仲間たちへの報告会の後、河北新報社と多賀城市役所を訪ね、28日には宮城県庁を表敬訪問しました。


第36回 全国中学校軟式野球大会 優勝報告会【8/25(月)】


秀光野球部の目標、
「日本一」を達成しました

 優勝報告会は25日朝、多賀城校舎サウスウイング中講義室で行われました。秀光中等教育学校の1〜3年生全員の温かい拍手に包まれながら選手たちが入場しました。
 秀光野球部キャプテンの西巻くん(会津若松小金井小出身)は挨拶で「全国大会優勝は秀光野球部創部以来の快挙、そして野球部の悲願でもあります。それを成し遂げたことは本当に栄誉なことです」と優勝の嬉しさと周りの人たちへの感謝を伝えました。

 野球部監督の須江先生は、全国8800校の中学校のうち全国大会に出場できるのは25校であり、そこで1度も負けることがなかったのが秀光野球部だということを話し、「昔は日本一になるなんて夢みたいな話でしたが、言い続けてやってきた結果が実を結んだのだと思います。目標を強く持ち続けること、叶うと信じること、それを実証してくれた心強い生徒たちではありますが、会場の皆さんと同じ中学校1、2、3年生です。これから一緒にがんばっていきましょう」と会場の生徒たちにエールを送りました。

 最後に代表生徒から「数々の試合で接戦となりましたが、その度に勝利したのは皆さんの努力が周りに勝ったのだと思います。秀光全員で祝福したいと思います」とお祝いのことばと花束が贈られました。


秀光20周年、仙台育英学園110周年の
記念すべき
年を前にして

 報告会の後、生徒たちに向けて加藤雄彦校長先生からのお話がありました。「皆さんたちの仲間に日本一を達成した人がいるということ、これは誇りに思って良いことです。来年、秀光は宮城野校舎に移転します。そして秀光はちょうど20周年、仙台育英学園自体も来年で創立110周年を迎えます。そういう記念すべき年を迎えるにあたって、秀光の野球部の皆さん方は頑張ってくれました」「これからみんなで1つ1つ秀光での思い出を作り、今年の3月までの多賀城校舎での生活に有終の美を飾れるようにしましょう」と話されました。


 
多賀城市役所への表敬訪問【8/25(月)】

 多賀城市役所への表敬訪問は、8月25日の午後から行われました。選手たちが訪れると、職員の皆様の手には「優勝おめでとう」の文字が大きく書かれた横断幕が…。菊地健次郎市長をはじめ、職員の皆様方に温かく迎えていただきました。


 優勝報告のあとに菊地健次郎市長は、優勝して欲しいという思いを正夢にしてくれたことが嬉しいと話され「多賀城市で全国優勝をして、報告に来てくれたというのは多賀城市が始まって以来ではないかと思います」「多賀城市民を代表して本当に嬉しく思っています。そしてこの勢いで高校でも頑張っていただきたい」と、選手たちのこれからを応援するメッセージと、多賀城市からの記念品をお贈りいただきました。



宮城県庁への表敬訪問【8/28(木)】


 宮城県庁への表敬訪問は8月28日(木)に行われました。
 村井嘉浩県知事からは、秀光野球部が前年まではベスト8の壁を破れずに苦戦したことを受け「ベスト8の壁も高いと思いますが、やはり決勝の壁はなによりも高いものが多かったと思います」「西巻キャプテンのお話からピンチも何度もあったということでしたが、そのピンチを乗り切ってここまでたどり着いたということに、本当に敬意を表したいと思います」と、宮城県で初めての偉業を成し遂げた選手たちを讃えてくださいました。そして生徒たちへ「力を合わせてここまでこれたということですので、どうかこれからもその輪を活かしてますます立派な大人になっていただきたいと思います」と話してくださいました。
 また、宮城県知事から記念の盾をお贈りいただき、キャプテンの西巻くんがしっかりと受け取りました。