2014 Topics

 仙台フィルハーモニー管弦楽団とのジョイントコンサート

 
仙台フィルの皆さんと共演 ゼルコバホールが美しいハーモニーに包まれました
 
 

 宮城野新校舎ゼルコバホールを会場に、仙台フィルハーモニー管弦楽団と本校とのジョイントコンサートが10月18日(土)に行われました。今回は本学園が取り組んでいるSTAND(飲酒運転根絶)の運動の一環としても開催されました。
 秀光オーケストラ部は、これまでも国内外のプロの演奏家の方々との共演を経験しながら実力を磨いてきました。今回のリハーサルでも、指揮者のパスカル・ヴェロさんをはじめ団員の皆さんが、生徒たちに熱心にご指導してくださいました。
 



仙台フィルのステージで
華やかに幕開け


 コンサートは仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さんのステージでスタート。2曲目の「コンサート・ロンド ニ長調(W.A.モーツァルト作曲)」では特別ゲストとして、ピアニストの松坂優希さんが登場し、演奏に華を添えてくださいました。
 続いて4、5年生と保護者有志の方で構成された秀光合唱団が登場。イギリスの作曲家ジョン・ラターの合唱曲と、いきものがかりの「ありがとう」の2曲は、生徒たちのまっすぐな歌声がぴったりはまり、ホール全体が温かい雰囲気で包まれました。

▲「コンサート・ロンド ニ長調」で特別ゲストとして登場した松坂優希さん

 


“ゼルコバ(欅)”ホールのある
宮城野校舎にいよいよ秀光が


 ここで、校長先生による挨拶。校長先生は、秀光が来年(2015年)4月に宮城野新校舎に移転することについて触れられ「このホールは、秀光の同窓会『欅の会』にちなんで“ゼルコバホール”と名付けられました。秀光の教育の柱は、“Language,Music,Science”。国際的なコミュニケーションのツールの一つである“音楽”の発表の場でもあるゼルコバホールと、最先端の設備を備えた4つの理科実験室のある宮城野新校舎に、秀光がいよいよ移転します。来年は秀光中学校から数えて創立20周年、仙台育英学園では創立110周年を迎える年。その記念すべき年に学園創立者加藤利吉先生の念願の中高一貫教育を実践できる秀光が宮城野校舎に移すことができることは、本当に胸が躍る思いです」と喜びを語られました。


『カルメン組曲』で
盛り上がりは最高潮に

 最後は秀光オーケストラがステージに上がり、練習の成果を披露しました。誰もが耳にしたことのある『カルメン組曲(ビゼー作曲)』の「ハバネラ」や「トレアドール」で会場の盛り上がりは最高潮に。今年のコンサートも、盛大な拍手で幕を閉じました。
 生徒一人一人にていねいにご指導くださった仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さん、会場に足を運んでくださった観客の方々、本当にありがとうございました。

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