2014 Topics

 あしなが育英会『東北プログラム』インターン生による
 本校でのワークショップ

 
世界各国の大学院生による 数々のワークショップ 貴重な体験になりました
 
 
 オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、プリンストン大学やイェール大学等…世界各国のトップレベルの大学から、日本へインターン中の大学院生が本校宮城野校舎へ講師として招かれ、特別授業のワークショップが行われました。これは、あしなが育英会が2014年の夏に実施した『東北プログラム』によるものです。

あしながインターンシップ・プログラム『東北プログラム』とは…

 あしなが育英会は2014年7月〜9月までの3ヶ月間、世界各地の大学からインターン生として大学院生を日本に招く「あしながインターンシップ・プログラム」を行っています。
 さらにインターン中の8月は、『東北プログラム』として東北大学を中心に震災・津波・原発問題に関する研修や東日本大震災被災地訪問などのワークショップを実施。被災地の中・高校生と交流する機会として今回の特別授業が実施されることになりました。


 ワークショップは8月11日(月)、20日(水)の2日間、宮城野校舎を会場に行われました。11日は、秀光1〜5年生と仙台育英外国語・英進進学コース1〜2年生、20日は仙台育英特別進学コースの1〜3年生がそれぞれ参加しました。本校を訪れたインターン生は2日間で約100名。当日は『東北プログラム』のインターン生のほかにアシスタントの大学生の皆さんも来てくださいました。賑やかな雰囲気のなか、世界各国の大学生との交流という大変貴重な時間を過ごすことができました。

 オリエンテーション


 オリエンテーションは宮城野校舎ゼルコバホールで行われ、千田副校長先生からの歓迎の挨拶のほか、1日目は外国語コース、2日目は特別進学コースの代表生徒から英語の挨拶が。インターン生の皆さんを心から歓迎しました。
 本校のJim先生は英語で仙台育英学園の歴史を紹介。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城野校舎が2013年春に新校舎として完成するまでの映像も流れました。そして最後に、ワークショップを担当するインターン生たちから自己紹介をしてもらいました。

 

 ワークショップ


スポーツや歴史、芸術…
魅力たっぷりのワークショップを体験!

 バスケットボール、バレエ入門、ヨガ、国際旅行、芸術療法など…、ワークショップはバリエーション豊かで、なんと1日目は19種類、2日目は21種類。生徒が入れ替わるかたちで、午前と午後の2回実施されました。(台風の影響により1日目は午後のみ実施)
 ワークショップは英語やジェスチャーを使いながら、まずお互いの自己紹介でスタート。インターン生の皆さんによる授業は魅力的な話題がどんどん飛び出します。特別授業が進むと生徒たちはすっかり打ち解け、インターン生とじっくりと話し込む姿も見られました。

    8月11日(月)の様子
秀光と外国語・英進進学コース

    8月20日(水)の様子
特別進学コース



 食堂ローズホールではこの日のための特別メニュー、“IB弁当”が用意されました。インターン生と生徒たちはボリュームたっぷりのお弁当を囲みながら、食堂で会話を弾ませていました。  

 見送り


 両日のワークショップ終了後、それぞれの生徒がインターン生の皆さんをお見送りしました。生徒が南冥棟の出入り口からバスまでの列をつくり、通っていくインターン生に声を掛け、握手をしたりして別れを惜しみながら、感謝の言葉を伝えていました。