女性特有の誠実さを生かして、
“女子こそ仙台育英へ!”と言われるように、
新しい歴史を作ってほしい
1日目の午前中は、「進路講話」の時間。講師として一昨年、昨年に引き続き、株式会社ベネッセコーポレーション東北支社の高校事業部顧問 菅野俊篤先生をお迎えしました。
女子の講話では、この「プラン2000」においての心構えについても触れられました。「合宿とは、自分というものを変えていく場。周りに影響されることをミラーニューロン効果といいますが、合宿では周りがよく見える。友達が必死で勉強する姿に刺激されて、やる気、本気、モチベーションがどんどん上がってきます。この合宿で自分を変えなければ意味がないんです」。
講話の中では先生からちょっとしたクイズも出題されました。生徒たちは3人一組になって問題について話し合いながら答えを導きます。黒板に数字を並べ、空白にはどんな数字が入るか、という問題では、先生が正解を黒板に書くと、生徒たちは大興奮。「すごい!」「おもしろい!」「なるほど!」の歓声のほか、「絶対!今度誰かに出してやろう!」という声まで聞こえてきました。
最後に先生から激励の言葉が。「女性特有の、毎日の努力を怠らない、言われたことに忠実、そういう誠実さをぜひ生かしてほしい。“女子こそ仙台育英に行くべき!”と言われるように、君たちこそ新たな歴史を作ってください。能力は無限です!」
これまで数々の進学校で教鞭をとり長年教育に携わってきた菅野先生のアグレッシブでユーモアたっぷりの講話に生徒たちは釘付け。ノートにはびっしりメモを書き込みながら真剣に耳を傾けていました。この講話で、生徒たちのモチベーションは確実に高まったようです。 |