■プラスとマイナスに帯電した、銅ナノ粒子を合成しよう |
 |
 |
▲mol数の計算や、器具の使用の仕方も大学院生の皆さんに教えていただきました |
高橋先生による『お茶と缶コーヒーの話』のように、酸化鉄ナノ粒子(鉄サビ)を水や油に分散させるだけでは、いつか沈殿します。沈殿するということは“液体(状)ではない”ということ。「この分散状態を維持するための方法に、科学者のアイディアとセンスが求められるのです」と高橋先生は話されました。 |
 |
 |
 |
 |
▲粒子を合成した溶液の反応が進み、色などが変化していくのを確認しました |
合成した銅ナノ粒子を吸引し、確かめよう
ろ過装置で吸引すると、フィルターに銅ナノ粒子だけが残るので回収し、プラスとマイナスに帯電するよう処理を行い、できあがった粒子の通電性を自分たちで確かめました。
次回は粒子を使用してナノレベルの配線を作成し、東北大学の電子顕微鏡で観察を行います。
|