準備されたのはES細胞・心筋細胞・がん細胞の3種類。分化が進んでいない(未分化)細胞を染色する酵素『アルカリホスファターゼ』を使って染色し、その後顕微鏡で観察します。

生徒たちは6つの班に分かれ大学院生の皆さんに指導していただきながら、それぞれの机でマイクロピペットで細胞培養液を取り除きます。そして固定化液、染色溶液などを入れて3種類の細胞に反応させました。
顕微鏡で観察すると、未分化の細胞は酵素反応によって赤く染まるので、ES細胞であるということが目で分かります。培養液の温度が下がってしまったため、心筋細胞は残念ながら拍動を確認できませんでしたが、がん細胞とともに顕微鏡でしっかりと観察することができました。
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