6月7日(土)、今年3月に13期生として卒業した先輩たちが、在校生へ大学受験の取り組みについての話をしてくれる在卒懇が開催されました。毎年恒例となっている在卒懇は在校生にとって、受験勉強や大学での生活などについて聞くことができる大切な行事です。
会場である多賀城校舎サウスウイング3F中講義室に集まってくれたのは、今春から全国各地の大学に通う12名の卒業生です。全体会には秀光の1〜6年生全員が、その後の分科会には4〜6年生の後期課程の生徒が参加しました。
秀光6年間の日々を思いながら
先輩から後輩たちへのアドバイス
全体会で先輩たちは、大学受験にむけた勉強に関して、「数学は公式だけではなく、解き方も一緒に覚えておく」ことや、「英語の文法や語彙を高校のうちにやっておく」など、普段の勉強方法で参考になることもアドバイスしてくれました。また、秀光での生活を思い出しながら「秀光で人の輪を広げるということに慣れていましたから、その経験が大学でも役に立っています」、「秀光の同級生とは今でもよく会っていて、友人関係は一生もの」だと話してくれました。
【医歯薬系】
■岩手医科大学 医学部医学科 1年 鬼怒川くん
「秀光の6年間で人の輪を広げることに慣れ、
その経験が大学でも役に立ちました」
■岩手医科大学 医学部医学科 1年 工藤くん
「医学部には運動が得意な人もたくさん!
交流がとても刺激になります」
■昭和大学 薬学部薬学科1年 片桐さん
「指定校推薦を受けるなら、高校1年から
高い評定をとることが大事です」
■宮城大学 看護学部看護学科1年 名嶋さん
「学校外での体験に参加しましょう!
考えも視野も広がります」
【理系】
■東京大学 理科一類1年 佐久間くん
「センター試験は、学校の先生方の特別講習で
対策していました」
■北海道大学 工学部応用理工系学科1年 齋藤くん
「最後まで諦めないで、
頑張ってみることをおすすめします」
■秋田大学 理工学部数理・電気電子情報学科1年 夏井さん
「授業を受けたことがない先生にも
英語を1年間ずっと見ていただきました」
■東京学芸大学 教育学部初等教育教員養成課程1年 平野さん
「朝から放課後まで、
学校の自習室を利用していました」
【文系】
■東北大学 文学部1年 川上さん
「英語の文法、本を読む力、健康的な生活を
高校生活で身につけましょう」
■中央大学 商学部経営学科1年 東くん
「在卒懇で聞いた先輩の話で
不得意だった勉強をやってみようと思いました」
■津田塾大学 学芸学部英文学科1年 狩谷さん
「大学では、必修科目が全て英語で受ける授業。
英語漬けの毎日です」
■山形大学 人文学部人間文化学科1年 渡邉さん
「身近なことから将来やりたいことを
決めるのも良いと思います」
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教室ごとに分かれて
先輩と、より近い距離での交流
分科会は全体会終了後、後期課程を対象に、医歯薬系・理系・文系のそれぞれの教室に分かれて行われました。より近い距離で卒業生の先輩方に質問し、詳しいお話を聞きました。
各教科の勉強方法や対策、入試方法について、そして苦手教科をどうやって克服したのか……。卒業生の先輩方から飛び出す話には、在校生が共感できる内容や、納得できるアドバイスがたくさんありました。そして何より、充実した大学生活を送る先輩方の姿が、進路に向かって歩きはじめている在校生たちにとって良い刺激となったようです。
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