『モーターをつくって遊ぼう』は、一人ひとり手作りのモーターを作製し、しくみを理解しながら楽しむことができる実験です。担当の内海先生から、「どんなしくみでモーターがまわるのか考えてほしいと思います」と、今日の説明がはじまりました。
強力な磁石を使ってもくっつかない“アルミニウム”。電池に配線をつなぎ、磁石の上に置いたアルミパイプに電気を流してみると…、アルミパイプがくるくると動き磁石に反応しました!
「磁石にくっつかないはずのアルミが、電流を流すと反応するようになります」と内海先生。このしくみを使って、簡単なモーターを2つつくっていきます。
班のみんなと協力しながらつくろう
1つめは班で協力してつくる、フィルムケースとアルミホイルを使用したモーターです。電池、アルミニウムはくで包んだ磁石などをフィルムケースに入れて、ニクロム線を画びょうで取り付けます。すると、フィルムケースが回転し始めます 。
勢い良く動く様子に、「まわった!」と大きな歓声が上がりました。
2つめは、1人1コのモーターを手作りします。エナメル線の両端をやすりで削る作業があり、片方は全部、もう片方は上半面だけ削るという指示に、子どもたちは真剣なまなざしで取り組んでいました。電池ボックスに取り付けて、そばに磁石を置くとモーターが動きはじめました。
内海先生は「2つめのモーターは、みなさん自分の家に持ち帰ってください。1つめのモーターは皆さんの家でもできる材料だと思いますので、揃えてぜひやってみてくださいね」と話し、実験は終了しました。
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