2014/15 Topics  陸上競技部『ホノルルマラソン 2014』に参加して 生徒レポート
 
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走ることはこんなにも楽しいのかと、
今までで一番強く感じられました


色川くん 英進進学コース 2年 (松島中出身)

 私が仙台育英学園に入学し、早2年が経とうとしております。勉学はもちろんのこと、伝統ある陸上競技部の長距離・駅伝で毎日有意義に学校生活を送っております。
 昨年12月21日に行われた第65回全国高等学校駅伝競走大会では、男子は65回記念大会の東北地区代表で出場しました。この大会などにあたって、校長先生をはじめ、学校関係者、またご父兄の皆様方にさまざまな面でご支援・応援くださり、選手達たちがより良い状態で大会に参加することができたこと、心より厚く御礼申し上げます。結果は11位となり、目標としていた8位入賞とタイムには届かず悔しい思いをしましたが、今年こそは全国優勝をと、今まで以上にチーム1人1人が士気を高め合い、より勝ちへ、1へのこだわりを持って頑張っていくという決意が生まれました。
 さて、全国大会へ先立ち、12月12日から学校側の御厚意により私を含め陸上競技部9名、チアリーディング部5名の14名がホノルルマラソンへ参加させていただけることになりました。私をはじめ大半が初めての海外ということで興奮と緊張に囲まれておりました。
 ハワイに着くなり感じたことは、まず気温が思っていたよりも高すぎず、過ごしやすいということと、日本人や日本語を話す人が多いということでした。ダイヤモンドヘッドを中心とした豊かな大地や、それらを囲む壮大な美しい太平洋のすばらしい絶景は今でも頭に焼きついています。
 ホノルルに滞在していて、日本と大きく違った文化の違いや雰囲気、驚いたことなどがたくさんあり、新しいことだらけで勉強の毎日。とても新鮮な気分でした。滞在3日目の12月14日。ホノルルマラソン当日は早朝からあいにくの天気で少し肌寒く小雨が降っていました。午前5時、スタートガンの合図と同時に上がった花火とともに、スタート地点でのアラモアナ通りを埋め尽くした、約3万人のランナーが一斉にスタートし、その瞬間、観客などからの歓声がホノルルを囲みました。走っている最中とにかく周りの声援・歓声がものすごく、ランナーたちも笑顔で楽しそうにしているのを見て、私はそれに感動し、ますます力が沸いてきたのを覚えています。
 ゴールした瞬間、達成感と感動、そしてこの大会にご協力くださった全ての方々に感謝の気持ちが溢れ出てきました。
 そして何より、走ることはこんなにも楽しいのかと今までで一番強く感じ、とても気持ち良く楽しい、何かを得られたマラソンになりました。二度とないこんなすばらしい体験をさせていただきました。
 校長先生ならび学校関係者様方に、また、私たちのためにホノルルへ行かせていただいた親に本当に感謝しております。
 この経験をしっかり胸に刻み、今後の人生で必ず何かに役立て活かせるようにしていきたいと思います。

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