2014/15 Topics  陸上競技部『ホノルルマラソン 2014』に参加して 生徒レポート
 
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人と人との繋がりを
改めて感じることができました


村上くん フレックス 1年(秋田 桜中出身)

 私がこの仙台育英学園に入学し、早1年が経とうとしています。学校生活、特に部活動では、苦しいときもありますが、毎日楽しく有意義に過ごしております。

 昨年12月21日に行われた全国高等学校駅伝競走大会では校長先生を始め、学校関係者、またご父兄の皆様方などからご支援・応援をいただき、選手達がより良い環境で臨むことができました。本当にありがとうございました。
 結果は、11位で目標としていた入賞とタイムには届かず、悔しい思いをしましたが、この悔しさを胸に、次の大会に向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

 全国大会に先立ち、12月12日から学校側のご厚意があってホノルルマラソンに参加させていただけることになりました。
 ホノルルでは、今までに経験したことのない新鮮で素晴らしい大会になりました。ホノルルマラソンを通してあらためて走る楽しさを感じることができ、また走っているとき、言葉が通じなくても応援してくださる観客や他のランナーさんたちを見て、スポーツを通しての人と人との繋がりを改めて感じることができました。
 ゴールした瞬間、達成感とこの大会に向けて協力してくださった方々に感謝の気持ちが溢れ出てきました。
 このような貴重なすばらしい体験はもう二度とないので、この経験をしっかり胸に刻み、今後の人生で必ず活かしていきたいと思います。

 あの忘れられない東日本大震災からもう4年が経ちます。今でも当時のことをテレビなどで振り返ると、あらためて地震の恐ろしさを思い出します。亡くなった人たちの中で、私たちみたいにスポーツをしたくても、することができなかった人たちもいると思います。その人たちの分まで、精一杯頑張って前に進んでいかないといけないと思います。
 今、いろんな人たちが復興のために努力しています。私も今度、世の中に出てなにか役に立てるように、常日頃からの生活をもう一度見直して頑張っていきたいと思います。そして、この震災から学んだ、防災への取り組みや人と人との繋がり、絆の大切さを忘れず、感謝の気持ちを持ち頑張っていきます。

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